明治大学不動産鑑定士会の皆様

当会は2012年平成24年7月22日に設立し、今年で14年目を迎えます。
この間、新型コロナウィルスのために事実上3年余の活動停滞を余儀なくされました。初の地方開催として準備していた仙台での総会開催は中止せざるを得ませんでした。
ただ、この間も会報発行は編集担当者の尽力と寄稿していただいた会員の皆様のご協力で継続しており、9月には第34号の発刊を行います。
当会の規約第3条に会の目的として『本会は、会員相互の親睦と交流を図ると共に、不動産の専門職業家である不動産鑑定士の団体として明治大学士業会に参加し他の士業会との交流を図り、母校明治大学並びに社会の発展に貢献することを目的とする。』と定めてあります。この目的を確実に果たしていきたいと思います。
当会は、会の目的に沿い、明治大学士業会(略称「明士会」)の加入団体(加入順で、弁護士、公認会計士、税理士、行政書士、社会保険労務士、司法書士、不動産鑑定士、弁理士の8士業)での他士業との研修、交流及び親睦を図るとともに大学の事業への協力を行っております。他大学とも連携を深めて当会の認知度向上に努め、活動基盤を固めて参ります。
特に研修については、当会が明士会加入時から故大森和夫前会長が長年にわたり研修委員長として中心的に熱心に活動されており、途中から当会の大和田公一理事に引き継いで、当会の二人で研修委員長の重責を14年にわたり担っております。開催される研修会は毎回参加者が多く、大学関係者も参加するなど高い評価を受けており、明士会活動に大きな役割を果たしております。
今後の活動として、明治大学の後輩学生への貢献としての母校の学生向けの寄付講座を検討したいと考えております。過去にも検討しましたが、実現には至っておりませんでした。他大学の先行例を参考にしながら当会会員が講師となる当会単独の寄付講座あるいは他士業との連携したリレー形式の寄付講座またはこれらに代わるようなセミナー等の開催について新たに検討委員会を立ち上げました。実現に向けて再検討して参りたいと考えております。
母校明治大学の発展のために会員の皆様とともに当会を盛り上げてきたいと考えておりますので、何卒会員の皆様のご理解とご支援、ご協力をお願いいたします。
会長 水戸部 繁樹